我々フジテレビけん玉部は、創設された2014年より粛々とけん玉についての研究活動をしてきました。そして2023年これらの研究により得ることができた成果を元に、フジテレビけん玉部のシンボルであるロゴをリニューアル。解き明かされたけん玉の秘密を表すことに成功したのです。以下、研究の成果を発表いたします。
けん玉の刺激的な快感。けん玉で繋がった仲間。けん玉をしていなかったら行かなかった場所。けん玉をやっていたことによって変化した自分自身。我々は【けん玉の穴】を【けん先】が通り抜けたその瞬間から、人生が変わってしまったことを感じているけん玉プレーヤーが多くいるというデータを調査の結果得ることができました。
【けん玉をやっていた世界線】と【けん玉をやっていなかった世界線】が、全く異なった事例は数多あり、つまりあなたが存在しているこの世界は、異世界であると結論づけることができるのです。異世界への入り口「ケンダマ・ホール」の存在を我々は垣間見たのです。
さらに、地震波の測定により富士山の地下には巨大なけん玉型のマグマ溜まりがあることが発見されました。古代けん玉文明の地下都市の遺構がここにあるのです。この事実から【富士山はけん玉のけん先】だったことに気付かされます。我々フジテレビけん玉部は失われた【けん玉による大規模な異世界へのワープ航法】が、現代では手軽な手のひらサイズのけん玉により実現しているという事実を立証できたのです。
少しジェネレーションギャップが発生してしまう研究内容ですが、30代後半から40代くらいの方はよくご存知の「パーマンバッジ」。我々フジテレビけん玉部はこの「パーマンバッジ」と「けん玉」の多くの共通点に着目し分析を行いました。
パーマンバッジは、約1か月分の酸素が内蔵タンクに蓄えられ、口に咥えることで水中や地中や宇宙でも呼吸ができるようになっている。我々けん玉プレーヤーもけん玉がないと落ち着かず、常に傍にけん玉がないと正常な呼吸をすることができない状況に陥る。つまり我々けん玉プレーヤーは、けん玉によって正常に呼吸ができていると同意であり、けん玉に呼吸を促す機能があると結論づけられる。
パーマンバッジは簡易レーダー機能を搭載している。けん玉プレーヤーはけん玉を持っている人物をすぐに発見することができ、発見した場合は元々知り合いでなくとも話しかけてしまいがちである。これはけん玉を持っていることで「私はけん玉をする人である」と示し発信している様であり、つまりはけん玉が視覚的なレーダーとしての役割を果たしていると言っても過言ではない。
通常のパーマンバッジに搭載されている機能ではないが、ドン石川によりパーマンバッジから歌が流れるように改造されたことがある。これは「けん玉ソング」に通ずるものがある。一般の人からすると”まさか”と思わせてしまうかもしれないが、けん玉からは「歌」が生まれる現象も多々見受けられる（＃けん玉ソングで検索してみよう）。パーマンバッジのマニアックな機能もけん玉は標準搭載しているのである。
これらの事実を元にパーマンの「P」ではなく、フジテレビの「F」であり、FREE（自由）の「F」に変更し、もうひとつフジテレビとの共通点である「目玉」を据えることに成功したのです。もちろんまつ毛は3本です。我々はこのバッジを「目ん玉バッジ」と名付けました。
あなたはギリシャ文字の第23番目の文字「ψ」をご存知でしょうか？「プサイ」と読みます。量子力学で波動関数を表す記号。量子力学とは一般相対性理論と共に現代物理学の根幹を成す理論として、分子や原子あるいはそれを構成する電子など、微視的な物理現象を記述する力学であります。けん玉が同じく物理現象であることは既知の事実です。
そしてこの「ψ」の文字に注目してみると【3つの皿】と【1つのけん】を表していることに気付くでしょう。「ψ」は精神医学で超能力を表す記号でもあり、けん玉が超常の力を引き出すための装置であることが示されているのです。けん玉プレーヤーであるならば、できなかったことができるようになった瞬間、今までの自分とは異なる力が働いたことを感覚として覚えているはずです。それがけん玉によって得ることができた超能力なのです。
以上の事実を記号化しロゴを構成してみると、そこに暗号が隠されていたことに気付きました。我々は、かのフリーメーソンやイルミナティのように、友愛の心を忘れずけん玉の有用性を世に広めることを使命とした秘密結社であると・・・！
このようにして、フジテレビけん玉部のロゴはリニューアルに至りました。
※全てフィクションです。お子様にはくれぐれも冗談であることをご説明ください。
